· 

一陽来復

「陰が極まって、陽が生じてくる」ということから、「冬至」を指します。

 

冬至は、旧暦(太陽太陰暦)の11月に含まれます。日本で現在の太陽暦(グレゴリオ歴)が使われたのは、明治6年からですから、『枕草子』について書いている記事の日付も、もちろん旧暦です。日付と季節感には注意が必要です。

旧暦は月の満ち欠けで1ヶ月となりますが、これを12回で1年とすると約354日で、太陽暦より約11日短くなってしまい、だんだん季節とずれてきてしまいます。なので、ズレを修正するために、閏月を入れて、13ヶ月で1年にすることが度々あります。

この基準になるのが、冬至です。まず、太陽の位置の高さから、季節を24に分けました。いわゆる二十四節気です。節気(正節)と中気が交互に来るようにして、12回の中気のうちの冬至が11月に含まれることとしました。冬至がこの旧暦11月の朔日か最終日かで、翌年の元日が来る日が、太陽暦にするとかなり違います。早ければ大寒のころ(1月20日)、遅いと雨水のころ(2月19日)、平均で立春のころ(2月4日)です。また、12回の中気が含まれない月を閏月として、1ヶ月加えて調整をかけます。

暖かくなってくる春はまだ少し先ですが、これから日が延びて確実に春に近づいていきます。ということで、宣伝を。

 

今回は、この時期だからこそ差をつけたい、春までの集中トレーニングプログラムです。90日間に36回ですから、スタートは週に2回くらい、後半は週に3回以上になってきます。後半は部位を分けて、部位ごとのメニューにバリエーションを加えて、しっかり追い込んでいきます。筋トレの習慣を身につけ、トレーニングの基礎を固めるプログラムです。申込期間は、冬至から節分(2月3日)までです。トップページにも内容を記載しましたので、興味のある方はお問い合わせください。