画像は、昨夜、薄い雲越しに見えた中秋の名月。
旧暦十五日は満月だと思っていたら、必ずしもそうではないんですね。満月は今日です。むしろ、十五日が満月でない可能性の方が高いということを調べました。
新月(朔月)から満月(望月)を経て、再び新月になる周期(朔望月)は、平均29.5日ちょっと。月の軌道は少し楕円なので、速度も多少変化しますが、ここは平均値で考えます。新月(月齢0)の起こる日が一日(朔日)です。満月は半周分なので、平均で月齢14.75ということになります。
さて、月齢0のタイミングが、その月の一日の早い時間(午前6時くらいまで)なら、いいのですが、遅くなると満月のタイミングが翌日になってします。
月齢0が1日、月齢14が15日なので、満月の月齢14.75だと、さらに18時間ちょっと遅くなる、だから例えば、月齢0が1日の正午だとすると、満月は16日の朝になるからです。
とはいえ、16日の朝に満月ならば、16日の夜遅くよりも15日の日付が変わる直前の23時杉の方が満月には近いですね。なので、十五夜という点では、やはり望月といえそうです。