「五月待つ 花橘の 香をかげば 昔の人の 袖の香ぞする」
季節は外れてしまいましたが、実家の畑のみかんの花があったので。
さて、この香りですが、柑橘系なので、勝手にシトラス系と思い込んでおりました。『古今集』のこの歌は、女性が男性に思いを馳せてのイメージだったのですが、実際に嗅いでみると、沈丁花に似た甘い香り。改めて調べてみたら、『伊勢物語』で、男性がかつての妻に送った歌ということで、この甘い香りで納得。
3枚目はミカン(石地フリーという品種)の実ですが、4枚目の鈴なりの実は、カボスです。
昨日は、聖護院大根と聖護院カブの種を播いてきました。
twitterもやっています。当面、鍵アカウントにしていますので、興味のある方はフォロー申請をお願いいたします。
@arc_from_t